人気映画のスピンオフ!
本編の補完作品に位置づけされるので映画や小説を観て、ハマった人はおススメです。
あらすじ(内容紹介)
東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して―。新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の世界を掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。 (アマゾンより引用)
糸守町での出来事を補完するスピンオフ作品
絶賛上映中の『君の名は。』のスピンオフです。
本編で充分に描写できていなかった箇所を補完する意味合いの作品ですね。当然この本だけを読んだだけでは「??」となってしまうので先に映画なり小説なり本編をご覧になった後から読むのは良いと思います。
さて、本編に少しだけ触れると東京に暮らす男子高校生の瀧と岐阜の田舎町、糸守町で暮らす女子高生の二人が夢を見ることをきっかけに入れ替わってしまうというお話。
公式サイトを観れば本編がどんな話か少しイメージが沸くかもしれません。
こちらは私の小説版の感想ブログです(^^;)参考程度に・・・。
さて、今回ご紹介するスピンオフ作品では主に「糸守町」の方の面々にスポットを当てた話になっております。まぁ、物語の核心に迫る舞台はこちらになるので物語を掘り下げるとそうなりますね。4章に分かれていて・・・
- 瀧(三葉入れ替わっているバージョン)
- テッシー(三葉の親友)
- 四葉(三葉の妹)
- 俊樹(三葉の父)
上記の面々の視点でそれぞれの章が描かれています。
瀧とテッシーの件はいかにも思春期の男子!?って感じで軽く読み飛ばしてもよいかなと私見では思いましたが四葉と俊樹(三葉の父)の件は糸守町で代々、神職を務める宮水家について描かれるので興味深いものでした。
特筆すべくは最後の章の俊樹(三葉の父)の章ですね。他の章は本編と同時期の話ですがこの章だけは父親の回想がメインとなります。『君の名は。』という物語は三葉が生まれる前から既に始まっていたんだな~と壮大さを感じました。
興業収入どこまで伸びるか!?
相変わらず映画の方は好調ですね!
3週間で62億円らしいですが私は実は映画館にはあまり行かない方でこの興業収入がどれだけすごいものかイマイチ、ピンときません(^^;)
上記のサイトがとても参考になりました。
『千と千尋の神隠し』は300億円超えか~!?宮崎アニメはやはりすごい。『アナと雪の女王』も250億超えとのこと。
このクラスまではまだまだ道のりは遠いのかな(^^;)
しかしまだ3週間の段階ですので今後も順調に推移したら、100億円あたりは現実的に見えてくるのではと思います。
まとめ
こちらのスピンオフ作品、1~3章までだったら特に読む必要もないかな・・・。というのが正直な感想ですが、4章だけでもこの本は読む価値があります。本編で「この物語、面白い!」と感じた方は買って損はないと思います。
さて小説では本編もスピンオフ作品も読みました。後は映画だけか・・・。
物語はもう十分に堪能したから良いのですが、とはいっても映像美と音楽という観点からも評判なので気になります。でも多分、DVDが出るまで待つ気がします(^^;)
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