素敵な日本人 東野圭吾短編集【読書感想・あらすじ】

東野圭吾著書の短編小説。

ぞっとする話、ちょっといい話、現実的な話、非現実的な要素の入った話・・・。

切り口は違えど、どの話にもちょっとしたミステリー要素が盛り込まれており、あっと驚かせてくれます。

忙しい日々の隙間時間に一編、毎日寝る前に一編・・・。

良質の短編ミステリーはいかがでしょうか(^^)

※後半、ネタバレを含みます。

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あらすじ(内容紹介)

短編も、東野圭吾。規格外のベストセラー作家、死角なし。

登場する人物がどこか知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり、読み心地はさまざま。ぜひ、ゆっくり読んでください。豊饒で多彩な短編ミステリーが、日常の倦怠をほぐします。

(Amazonより引用)

「登場人物がどこかの知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり・・・。」とAmazonの紹介にありますが、殺人事件が絡むような話もあるので共感できるような話は少なかったかな~(^^;)

どの話もちょっとしたミステリー要素があるので結末は意外性を感じるものが多く、流石だな感じました。

ただ短編故に深いストーリー性はないので「ちょっとひねった」感じの意外性です。

本格的なミステリー小説を期待しないほうが良いです(^^;)

また『素敵な日本人』というタイトルですがタイトル名はどこからきたのだろう??

全て日本の話ではありますが別に素敵な日本人が出てくる話ばかりではないし・・・。

深い意図があるかも知れませんがタイトルはあんまり気にしないで良いかもです。

東野圭吾の書いた短編ミステリー集というところに引っかかった人は買って損はないと思います(^^)

※以後、ネタバレを含みます。

本編の簡単な内容と感想

本書『素敵な日本人』は9編の短編小説からなります。

  1. 正月の決意
  2. 十年目のバレンタインデー
  3. 今夜は一人で雛祭り
  4. 君の瞳に乾杯
  5. レンタルベビー
  6. 壊れた時計
  7. サファイアの奇跡
  8. クリスマスミステリ
  9. 水晶の数珠

『十年目のバレンタインデー』『壊れた時計』『クリスマスミステリ』は殺人事件が絡むミステリー小説らしい話。『正月の決意』『今夜は一人で雛祭り』『サファイアの奇跡』『水晶の数珠』は読後感が良い、ちょっといい話。『君の瞳に乾杯』『レンタルべビー』は結末で明かされる主人公の設定が全ての話(^^;)

私のおすすめは『水晶の数珠』。

夢を追い続ける息子とそれを認めない頑固おやじの話です。俳優を志し、長年アメリカで暮らしている直樹のもとに「父の余命が残り少ない」と姉から電話がかかってきます。

「帰国して父の最後になるかも知れない誕生日パーティにサプライズで出てほしい」と姉から頼まれす。

父とは喧嘩し勘当されてから連絡も取ってなく、何よりもチャンスを掴めそうなオーデションも近かったので直樹は悩みますが、やはり父の容体も気になり、オーデションもぎりぎり何とか間に合いそうなので帰国することに。

帰国した直後、直樹に父から電話がかかってきます。そして父からの言葉は

「やっと馬鹿な夢を見ていたと気づいたのか」

これには直樹も激怒し結局、帰国したものの父には会わずにそのままアメリカに帰ってしまいます___。

ここままでなら「何の話?」って感じですがここからの展開が面白いです。

その後、アメリカに帰った直樹は予定通りにオーデションを受けますが落選。

そして間もなくして父が亡くなり葬式で帰国することに・・・。

直樹はふと気づきます。

「何故あの時、父はあんな電話をしてきたのか?」

「父は俺の電話番号を知らないはず。誰に教わったのか?」

結末は是非、本書『素敵な日本人』を手に取ってみてください(^^)

まとめ

私はどちらかと言うと、小説の世界観にどっぷり浸かりたい方なので長編小説が好みなのですが、忙しい時期は手につきません(^^;)

こんな時は短編小説はピッタリです。

多忙な日々を過ごされている方にもおすすめできる一冊です(^^)

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