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ウェス・モンゴメリーおすすめ名盤5選【オクターブ奏法をはじめとする超絶技巧のジャズギタリスト】

オクターブ奏法をはじめとする超絶技巧のジャズギタリスト、ウェス・モンゴメリーをおすすめ名盤と共にご紹介します。
ウェス・モンゴメリーは「ジャズギターの代名詞」といえるほど後世に影響を残しましたが、ジャズのトップミュージシャンとして認知されるまで意外と時間がかかりました…。

目次

ウェス・モンゴメリーの主な経歴

出生名:John Leslie Montgomery
生誕:1923年3月6日
出身地: アメリカ合衆国
担当楽器:ギター

西暦内容
1923年インディアナ州に生まれる。
1943年20歳の時にギターを独学で始める。
1948年ライオネルハンプトン楽団に1950年まで参加。
1959年リバーサイドレコードと契約し、数々の名盤を録音する。
1967年イージーリスニング路線に転向し、商業的にも成功を収める。

ウェス・モンゴメリーの紹介

親指一本でピッキングする独特の演奏スタイル。
ジャズにオクターブ奏法を本格的に用いた先駆者として、さらにチャーリー・クリスチャンがジャズに初めて取り入れた電子ギターの技法を大幅に進化させるなどウェス・モンゴメリーはジャズ史上において後世に多大なる影響を与えたギタリストです。

ウェス・モンゴメリーは1923年、インディアナ州で生まれます。

音楽一家で生まれたウェス・モンゴメリーは恐らく子供の頃から音楽に慣れ親しんでいたとは思いますが…。

ギターを始めたのは20歳を過ぎてから。
しかも独学だそうです。

そういえばジョーパスも独学でギターを学んでましたね〜。

ウェス・モンゴメリーはチャーリー・クリスチャンを研究し、ギターの腕を磨いたそうです。

1950年代のビバップ、ハードバップの時期からバリバリ活躍している印象のあるウェス・モンゴメリーですが、この頃は昼に別の仕事を持っていたせいかローカルスターって感じで知名度はそこまで高くありませんでした。

ウェス・モンゴメリーがジャズギタリストして飛躍したのは1959年にリバーサイド・レコードで契約してから。

『The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery』をリリース後は独特の奏法、神業とも言えるテクニックで一躍、有名になります。

その後、死去する1968年までの間、ジャズのトップギタリストとして君臨します。

こう見るとウェス・モンゴメリーが第一線で活躍したのは約10年間なんですね〜。

それでも後世に与えた影響は半端ないです。

ウェス・モンゴメリーのおすすめ名盤①

ボス・ギター+2

1962年発表のアルバム。
ピアノレス、ベースレスで代わりにオルガンは入ってます。
ギター・ドラム・オルガンの編成ですね。

ジャズでオルガンといえばジミー・スミスですが本アルバムはメル・ラインが担当してます。

メル・ラインと共にソウルフルな演奏を聴かせてくれます。

『ベサメ・ムーチョ』や『酒とバラの日々』など親しみやすいジャズスタンダード曲も入ってますし、『カナディアン・サンセット』も名曲です!

ウェス・モンゴメリーのおすすめ名盤②

フル・ハウス+3

1962年に開催されたライブを録音したアルバム。
メンバーはウェス・モンゴメリー(g) ジョニー・グリフィン(ts) ウィントン・ケリー(p) ポール・チェンバース(b) ジミー・コブ(ds)。

テナーサックスのジョニー・グリフィンの豪快な演奏とウェス・モンゴメリーの超絶テクニックで繰り広げる演奏は激熱です!
ジャズ史上に残る名盤ですね~。

ウェス・モンゴメリーのおすすめ名盤③

The Incredible Jazz Guitar Of Wes Montgomery

1959年発表の名盤。
ウェス・モンゴメリーはリバーサイド・レコードと契約後、このアルバムの発表をきっかけに一躍、有名になります。

『フォー・オン・シックス』はウェス・モンゴメリーの代表曲の一つ。
オクターブ奏法が存分に堪能でき、グルーヴ感溢れる名曲です!

ウェス・モンゴメリーのおすすめ名盤④

In Paris: The Definitive ORTF Recording

1965年、ウェス・モンゴメリーの絶頂期のライブの音源のアルバム。
ウェス・モンゴメリーの代表曲『フォー・オン・シックス』、ジョニー・グリフィン(ts)との共演『フルハウス』も収録されており、必聴のアルバムです。

超絶技巧のミュージシャンのライブ盤は本当に聴きごたえがあります!

ウェス・モンゴメリーのおすすめ名盤⑤

夢のカリフォルニア+1

イージー・リスニング・ジャズの名盤。
ウェス・モンゴメリーの晩年の代表作といえるアルバムです。

サイドでハービー・ハンコックも参加しています。
「イージー・リスニング」とつくだけあり、ジャズっぽさはあまり感じられないかも知れませんが…。

オクターブ奏法をはじめとしたウェス・モンゴメリーの超絶技巧のギター演奏は十分に堪能できる作品です。

アルバムタイトルにもなっている『夢のカルフォルニア』はママス&パパスのヒット曲ですね~。

まとめ

ギターはピアノと並ぶほどメジャーな楽器ですが、ジャズにおいてギターは花形楽器とは言えず、地味な存在でした。
しかしウェス・モンゴメリーの活躍で一気に注目されるようになりました。

ジャズギターに興味がある方は是非、ウェス・モンゴメリーを聴いてみてください!

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